こんばんは、三重県伝統工芸市木木綿織元、向井ふとん店の向井浩高です。
先日、市木木綿の工場見学ツアーを開催しました。
参加者の中に市木出身の94歳のO様がおられました。
そのO様から、とても貴重なお話をお聞きしました。
O様が、小さい時に市木の自宅に綿畑があって綿摘みをしていたそうです。
これまでに、市木で藍染の藍を育てていたことは、分かっていたのですが、綿を育てていたことは確認できていませんでした。
O様のお話は、市木で綿を作っていたことが確認できた、私にとっては市木木綿の歴史上の大発見っですが、さらにO様の曾祖父が市木で染物屋と織りをしていたそうです。
そしたなんと、その曽祖父さんが染めた生地で作った掛け布団が自宅にあるとのことで「向井さん、あげよか」と言っていただきました。
という事で、市木で育てた綿を糸にして生地を織って、市木で染めた江戸時代末期から明治初期の物と考えられる掛布団です。
中に入っている綿も市木産です。
柄もめでたい松竹梅です。
市木木綿の起源を知るもの凄いお宝です。
織工場の二階の展示場に飾らしていただくことにしましたので、たくさんの方に見てほしいです。
O様、貴重な物を寄贈いただいてありがとうございます。
市木木綿の歴史を伝えていくために大切に使わせていただきます。
先日、市木木綿の工場見学ツアーを開催しました。
参加者の中に市木出身の94歳のO様がおられました。
そのO様から、とても貴重なお話をお聞きしました。
O様が、小さい時に市木の自宅に綿畑があって綿摘みをしていたそうです。
これまでに、市木で藍染の藍を育てていたことは、分かっていたのですが、綿を育てていたことは確認できていませんでした。
O様のお話は、市木で綿を作っていたことが確認できた、私にとっては市木木綿の歴史上の大発見っですが、さらにO様の曾祖父が市木で染物屋と織りをしていたそうです。
そしたなんと、その曽祖父さんが染めた生地で作った掛け布団が自宅にあるとのことで「向井さん、あげよか」と言っていただきました。
という事で、市木で育てた綿を糸にして生地を織って、市木で染めた江戸時代末期から明治初期の物と考えられる掛布団です。
中に入っている綿も市木産です。
柄もめでたい松竹梅です。
市木木綿の起源を知るもの凄いお宝です。
織工場の二階の展示場に飾らしていただくことにしましたので、たくさんの方に見てほしいです。
O様、貴重な物を寄贈いただいてありがとうございます。
市木木綿の歴史を伝えていくために大切に使わせていただきます。