目から鱗、小学四年生の発想に驚きました

目から鱗、小学四年生の発想に驚きました

[カテゴリ] 市木木綿
[更新日] 2024/4/12
こんにちは、三重県伝統工芸品市木木綿織元の向井浩高です。

先日、地元の小学校の四年生の児童が市木木綿の工場見学に来てくれました。
後日にその時の感想をまとめた文集を担任の先生が持って来てくださいました。
三重県伝統工芸品市木木綿工場見学 三重県熊野市向井ふとん店

文集を読ませていただいて皆さん、市木木綿の機械の事やウォークラリークイズの事。香り袋作りの事など楽しんでくれたことが書かれていて私たちも嬉しく思いました。

その中に、私も今まで気が付かなかった発想について書いてくれていた文章を見つけて驚きました。

それは、工場の外に飾ってある看板の文字についてです。
三重県伝統工芸品市木木綿 三重県熊野市向井ふとん店

この看板の「市木木綿」の文字が横から読んでも縦から読んでも「市木木綿」と読めます。
それが面白いので、児童たちにも話しました。
私は、ただ横から読んでも縦から読んでも「市木木綿」面白いなーと持っていただけでしたが、文集の中のある児童の手紙を読んで、まさに目から鱗の発想でした。
三重県伝統工芸品市木木綿工場見学会 向井ふとん店

横から読んでも縦から読んでも「市木木綿」になるのは、意味があるのかな?と考えて、それを織物は経糸と横糸からできるのかなと推測しています。

私はこれまでも工場見学で、木綿の織りは経糸と横糸の交わってできあがると話しましてきました。
三重県伝統工芸品市木木綿工場見学会 向井ふとん店

ですが、看板の文字と関連つけて考えたことがありませんでした。
今看板は、私の友人の木工職人が作ってくれたのですが、彼も織物の経糸と横糸に結び付けて作ったわけではありません。

びっくりです、小学校四年生すごいです。

看板の文字の新たな意味と価値を教えてもらいました。


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