当店は、毎週月曜日と日曜日が定休日になっています。
月曜日は毎週、御浜町の工場に市木木綿を織りに行っています。
先日の月曜日に市木の工場で仕事をしていると「熊野に一人暮らしの叔父さんにお布団を買ってあげたいのですが、お店を開けていただけないですか?」と女性の方からお電話が入りました。
その方は、遠方に住まわれていて、熊野で一人暮らしをしている高齢の叔父さんを見舞い来たそうです。
叔父さんがケガをして汚してしまったお布団を買い替えてあげたくて当店に連絡くださったそうです。
もちろん、市木から帰って店を開けさせていただきました。
羽毛布団と、枕を選んでいただきその間も、枕の硬さやカバーに色まで叔父さんに好みを電話で聞いてやり取りをされていました。

お話をお聞きすると、「小さい頃に毎年花火を見にくると浴衣まで用意してくれていた」小さい頃からその叔父さんに可愛がられたそうで、何とか叔父さんに気持ちよく休んでもらいたいという優しい気持ちが感じられました。
私も、どのような環境で寝ているのかなどをお聞きして、できるだけ気持ちよくお休みいただくご提案をさせていただきました。
お帰りになるときには「お布団のこととても勉強になりました、近所にもこんな布団屋さんがあればいいのに」と言っていただき、とても嬉しく思いました。
そしてふと思ったのは、自身が熊野を離れて、親が熊野で一人暮らしをしていてお布団の事などを心配している方が、きっといるだろうなということです。
熊野を離れて暮らしていると、親の生活の細かな部分まではなかなか見えません。
特に「睡眠環境」は、電話やメッセージではほとんど話題にならないものです。
「ちゃんと寝てるよ」「昔からこの布団だから大丈夫」
そう言われると、深く聞けずに終わってしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、
・布団が重くなってきている
・湿気が抜けず、じめっとしている
・体に合わなくなってきている
といった変化に、ご本人も気づいていない場合が多くあります。
帰省できない今だからこそ、見えない部分への不安が募る。
それが、離れて暮らす子世代の正直な気持ちだと思います。
「布団は寝られればいい」
そう思われがちですが、実は布団の状態は睡眠の質に大きく影響します。
布団が劣化してくると、
・持ち上げたときに妙に重い
・触ると湿っぽい
・干してもふっくらしない
といったサインが現れます。
特に、長年使っている布団ほど、中綿がへたってしまったりして弾力がなくなり、じめっとしてきます。
その結果、寝返りが打ちにくくなったり、体が冷えやすくなったりと、睡眠の質が低下してしまいます。
「よく眠れない」「朝起きると体が重い」
その原因が、布団にあることも珍しくありません。
熊野は自然に恵まれた地域ですが、その反面、湿気が多い気候でもあります。
この湿気は、布団にとっては大敵です。
・湿気が布団の中にこもりやすい
・十分に干せない日が続く
・一人暮らしで、布団の手入れが後回しになる
こうした条件が重なることで、布団の劣化は知らないうちに進んでいきます。
特に一人暮らしの高齢の方の場合、
「重いから干すのが大変」
「まだ使えるから」と我慢してしまうことも多いのが実情です。
熊野という土地柄だからこそ、定期的な布団点検が重要になります。
しかし、なかなか離れていてお布団の点検にも行けないという方は、ぜひご相談ください。
・今使っている布団が、まだ使える状態か
・どこが傷んでいるのか
・改善できる方法はあるか
これを、プロの視点で確認させていただきます。
離れて暮らしていると、親の体調や暮らしの細かな変化には、どうしても気づきにくくなります。
だからこそ、「毎日使っている布団」を見直すことは、今できる大切な気遣いのひとつです。
「買い替えるかどうかはわからない」
「とりあえず状態だけ知りたい」
そんな段階でも、まったく問題ありません。
まずは、今使っている布団の状態を知ることから始めてみてください。
熊野で寝具を見続けてきた向井ふとん店が、親御さんの睡眠環境を、専門の視点で丁寧に確認します。
ご本人からのご相談はもちろん、
熊野市外にお住まいのご家族からのお問い合わせも歓迎しています。
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