ブログ 「市木木綿」
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染め屋さんが、わざわざ京都からお越しくださいました
こんばんは、三重県伝統工芸市木木綿織元の向井ふとん店店長の向井浩高です。 私が、織らせていただいている市木木綿は、手で引っ張ると切れてしまうくらい柔らかい糸を使っています。 その為に枷染めという特殊な染め方で、糸を染めていただいています。 手間のかかる染め方の為、この染め方をして頂ける染色工場がなくなってきました。 ですが、この染め方でないと市木木綿は織れ ...続きを見る
三重のもめん展に行ってきました。
こんにちは、三重県伝統工芸市木木綿の織元、向井ふとん店店長の向井浩高です。 先日、伊勢のおかげ横丁で開催されていました「三重のもめん展」に行ってきました。 三重県は、県内に「市木木綿」「松阪木綿」「伊勢木綿」と古くからの地織の木綿織物が今でも残されています。 一つの県内に三つの木綿織物があるというのも珍しい事らしいです。 その三つの木綿を一堂に会して見てい ...続きを見る
市木木綿アサブラ入荷しました
大変お待たせいたしました。 これからの季節に大活躍の市木木綿アサブラ、ようやく入荷しました。 アサブラとは、昔に労働者の方が草履の裏に麻を貼って使っていたので「あさうら」が訛って「アサブラ」になったそうです。 麻を貼っていたのがいつの間にか、使わなくなったリヤカーのタイヤのを裏に張っていたそうですが、今はさすがにリヤカーのタイヤがないので自転車のタイ ...続きを見る
念願かなってやっと行けました 伊良子清白の家
こんばんは、三重県伝統工芸市木木綿織元の向井ふとん店の向井浩高です。 やっと念願がかなって、前々から行きたかった鳥羽市の「伊良子清白の家」に行ってきました。 伊良子清白とは,明治時代から昭和初期に活動した詩人で、漂泊の詩人といわれて三重県各地で医師をしていました。 市木にも一年ほど住んでいた時があり、その時に歌詩「市木木綿」を書いています。 市木木綿 ...続きを見る
バレンタインデーのプレゼントに、作らせていただきました
こんにちは、三重県伝統工芸市木木綿織元の向井ふとん店、向井浩高です。 先日、お若い女性のお客様がご来店くださいました。 市木木綿のブックカバーを注文したいとのことで、生地の柄を丁寧に選んでいただきました。 通称「大久保縞」というカラフルな縞柄と、裏生地は鮮やかなブルーの無地を選んでいただきました。 完成したのがこちらのブックカバーです。 最初 ...続きを見る
下市木の大恩人、大久保宗悟さん
こんばんは、三重県出伝統工芸市木木綿織元、向井ふとん店の向井浩高です。 本日は、お正月休み二日目ですが、これと言ってやることがなく「そうだ前々から行きたかったあの場所に行こう」と思い立ちました。 それは、市木木綿の織工場がある下市木の大恩人、大久保宗悟さんの石碑です。 大久保宗悟さんは、約400年前の下市木の庄屋さんです。 その当時、海水が田畑に ...続きを見る
ヨシクマ新聞さんが、新春号に掲載してくださいました
明けましておめでとうございます。 三重県伝統工芸市木木綿織元、向井ふとん店の向井浩高です。 本年もよろしくお願いいたします。 お正月早々びっくりしました。 ヨシクマ新聞さんが、新春号に市木木綿の新工場の事を、とても大きく記事に取り上げてくれていました。 今年から本格的に始めていこうと計画しています、市木木綿織工場見学ツアーの事も書いてくださいました。 ...続きを見る
市木木綿の歴史上の大発見です
こんばんは、三重県伝統工芸市木木綿織元、向井ふとん店の向井浩高です。 先日、市木木綿の工場見学ツアーを開催しました。 参加者の中に市木出身の94歳のO様がおられました。 そのO様から、とても貴重なお話をお聞きしました。 O様が、小さい時に市木の自宅に綿畑があって綿摘みをしていたそうです。 これまでに、市木で藍染の藍を育てていたことは、分かっていたのですが ...続きを見る
冬の市木、最強タッグ結成しました
冬の市木と言えば、美味しい蜜柑です。 寒い冬と言えば、やっり温かいコタツが恋しくなりますよね。 そして、コタツと言えば蜜柑がつきものです。 市木と言えば市木木綿です。 という事で、市木木綿の手作りコタツ布団に市木の蜜柑、まさに冬の市木最強のタッグコンビです。 まるで往年の新日本プロレス、アントニオ猪木、坂口征二タッグコンビのような安定感です。 ...続きを見る