手作りコタツについて

手作りコタツについて

[カテゴリ] 手作り布団
[更新日] 2020/10/10
こんばんは、三重県熊野市の手作り布団と市木木綿の店、向井ふとん店店長の向井浩高です。
ありがたいことに、ここのところ手作り布団のご注文とオーダー枕のご予約をたくさんいただきまして、てんてこまいの毎日です。
本日は久しぶりにブログを更新させていただきます。

朝晩が肌寒くなってきまして「手作りコタツ布団」についてのご質問をたくさんいただいています。
手作りコタツ布団 天然素材 向井ふとん店
「どんな素材を使っているの?」「好きな大きさでオーダーできるの?」「出来上がる工程は?」「カバーも作ってもらえるの?」などなど。
先日、メールでも素材や出来上がる工程について詳しくしりたいとご質問いただきました。
せっかくなので、その時の私のお返事をここでもご紹介させていただきます。
「手作りコタツ布団」について興味がある方は参考にしていただければと思います。
 
当店の手作りコタツ布団は、側生地は綿素材、中綿にはもめん綿を入れて作ります。
既製品のコタツ布団は、中綿に化学繊維のポリエステル綿を使っている物や側生地も
ポリエステル生地の物が多いです。
綿には、天然素材の「もめん綿」と化学繊維の「ポリエステル綿」があります。
既製品のコタツ布団は、ポリエステル綿の物がほとんどです。
 
なぜ、当店が「もめん綿」にこだわるかといいますと
①ポリエステル綿に比べて柔らかくコタツ布団に使うと肌沿いが良く身体とコタツ布団の間に隙間ができにくい。
②保温性が良いので電気代の節約になる
③天然素材なので環境に優しく、打ち直しができるので作り替えができます。
④手作りできるのでお客様のお好みの大きさ、重さでお作りできます。
などです。
 
ポリエステル綿には、軽い、値段が安いなどのメリットがあります。
当店でも軽量の為に少しだけポリエステル綿を入れる場合もあります。
 
手作りこたつ布団の出来上がるまでの工程は、
①まずはお客様との打ち合わせでどのようなコタツ布団をお作りするかを決めます。
コタツの大きさによって、コタツ布団の大きさが変わってきます。
中には、ゆったりしたサイズの方がいい方や、お部屋の中で邪魔にならないように小さいサイズがいい方おられます。
中綿の量も寒がりで暑い目がいい方、持ち運びが楽なように薄い目がいい方もおられます。
当店に手作りコタツ布団を依頼されるお客様は、既製品のコタツ布団に満足されていない方が、多いのでお客様がどんなコタツ布団をお望みかをお聴きするこがとても大切です。
 
②側生地、カバーの柄を選んでいただきます。
コタツ布団は、家族で食事やお茶を飲んだりと汚してしまうこがありますので、カバーを付けて使う方が多いです。
当店では、コタツカバーもオーダーメイドでお作りしています。
特に、私が三重県の伝統工芸の市木木綿を織っていますので、生地から織ってお作りすることもあります。
市木木綿について詳しくは、当店のホームページをご覧ください。
 
③側生地をサイズに合わせて縫います。
 
④「もめん綿」を組んで側生地に入れます。
 
⑤綿が入った側生地を、綿と側生地がずれないように糸で綴じます。
 
これで完成です。

さらに詳しくは、こちらをどうぞ
 
 
 
 



 
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