向井ふとん店のブログ：ここで新たに始めます、市木木綿の移設予定場所

こんばんは、三重県の市木木綿織元、向井ふとん店の店長向井浩高です。

先日にブログでお知らせさせていただいた、市木木綿の織り工場の移設予定場所ですが、こちらになります。


この建物は、もともとお菓子屋さんでした。

それもお饅頭が美味しくて有名で特に餡子が美味しくてわざわざ餡子だけを買いいく人も多かったそうです。

私がこの場所に市木木綿の工場を移設する予定だと聞いて市木出身の方々に、「あそこの饅頭おいしくて、父に頼まれてよく買いに行きました」「子供の頃は、ケーキも売っていて思い出がたくさんあります」「おじさんも、おばさんもいい人やったであそこで市木木綿やってくれたら嬉しいわ」と言っていただきました。

地元の人たちにとっても思い出のあるいい場所で市木木綿を残していけることに、私も感激しています。
しかも、この建物の真裏には大久保織布さんという市木木綿の織り工場もありました。
近くには、市木木綿の発祥に関わる庄屋さんの屋敷があった場所や、その他の織り工場後や市木木綿に関わる史跡などがあります。
このお菓子屋さんも今の持ち主のお爺さんの代からやっていたそうなので、その昔市木木綿を織っていた織り子さんたちもきっとお饅頭を買いに来ていたんだろうと考えられます。
そう考えるととてもワクワクしてきます。
まさに市木木綿の歴史を伝えていくのにうってつけの場所です。

本格的な移設はまだまだですが、これから移設に向けて、計画を立てていきたいと思います。

市木木綿について詳しくはこちらから
 

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