仕立かたで寝心地がぜんぜん違います

仕立かたで寝心地がぜんぜん違います

[更新日] 2020/9/8
こんばんは、三重県熊野市の手作り布団と市木木綿の店、向井ふとん店店長の向井浩高です。
9月だというのにまだまだ暑い日が続いています。
このところありがたいことに連日、羽毛布団のリフォームをお問い合わせいただいています。

羽毛布団のリフォームというと次のような理由で来られる方が多いです。
①側生地が古きなって羽毛が出てきている。
②嵩がなくなって暖かくなくなった。
③匂いや汚れが気になる。
④重い、嵩がありすぎてもう少し薄くしてほしい。
⑤ダブルサイズをシングルサイズにしてほしい。
などです。

本日のお客様は、②の嵩がなくなって暖かくなくなったというものなのですが、少し特殊です。
お客様曰く、「そんなに使っていないのに、体が当たる真ん中の列のマス目だけ羽毛がぺしゃんこになっています」とのこと。
使用頻度をお聴きしてもそんなに羽毛がへたるはずがないのですが、実物を見せていただいて原因が分かりました。
それは羽毛が入っているマス目の大きすぎるからです。
三重県熊野市 向井ふとん店 羽毛布団リフォーム

お客様のお持ちいただいた羽毛布団は縦に3、横に4のマスに仕切られています。
これでは、マス目が大きすぎて羽毛が偏りやすくしかも、この真ん中の列は、お布団が体に掛かると一番身体と接する場所になります。
これでは、暖かく眠れるはずはありません。
当店に置いてあるおすすめ羽毛布団に採用してあるには、縦4、横5の仕立てです。
三重県熊野市 向井ふとん店 羽毛布団リフォーム

もちろん、こちらの4×5マスの仕立でリフォームさせていただくことになりました。
マス目が小さくなることで、羽毛の偏りが少なくなりさらに身体への肌沿いも良くなります。

このように仕立方によっても羽毛布団の使い心地は全然違ってきます。
どうぞ羽毛布団をリフォームされる方は、気になることがあればどんなことでもご質問くださいね。
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