経糸巻取りうまくいきました

経糸巻取りうまくいきました

[カテゴリ] 市木木綿
[更新日] 2020/2/11
こんばんは、三重県熊野市で布団を手作りしながら市木木綿を織っているちょっと変わった布団屋、向井ふとん店の店長の向井浩高です。
先日の日曜日は市木の工房にこもりきりでした。
よくお客様から「市木木綿は一日でどれくらい織れるにの?」と質問をいただきます。
この質問、答えがとても難しいのですが、織機の調子がいいと1反くらい織れますし、織機の調子が悪いと全然織れない日もあります。
そしてなにより、織物は経糸と横糸が交じり合って生地が織りあがってきます。
その縦糸を準備するのに織上がりの半分の時間と労力がかかります。
この経糸の準備の良し悪しで織上がりの良さが決まります。
先日は、その中でも一番神経を使う経糸の巻取りをおこないました。
市木木綿 手作り 熊野古道 お土産 向井ふとん店

市木木綿 手作り 熊野古道 お土産 向井ふとん店

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これをする日は朝から気合が入ります。
今回は、最近の中では一番うまくいってほっと一安心しています。
織り上がるとこちらの柄になります。
市木木綿 熊野古道 お土産 手作り 向井ふとん店

こちらの柄は、今は廃業されました市木木綿の本家筋大久保織布さんの縞柄の復刻盤です。
ご縁がありまして、昨年大久保織布さんの娘さんの知り合わせていただいてこの縞柄の織る許可をいただきました。
織り出すまで、まだ幾つかの工程がありますが、前々から良い縞だと思っていたのでとても嬉しく、そして織上がりが楽しみです。

市木木綿について詳しくは、こちらから
 
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