こんばんは、三重県伝統工芸市木木綿の織元、向井ふとん店の向井浩高です。
現在進めています市木木綿の新しい移転場所は、中村さんという和菓子屋さんでした。
地元では人気の和菓子屋さんだったっそうです。
今もその時に使っていた、お菓子を入れる箱や、餡子を作っていた時の木べら、焼き印が残されて営業していた当時の事がしのばれます。
先日、市木木綿の織り工場移転のことでお世話になった市木の方から次のようなお手紙をいただきました。
「私は、上市木に帰省する際にはいつも、下市木から上市木まであるきました。
小学校低学年の私にとって少ししんどかったのでしょうか、峠に差し掛かる前に母親から中村菓子屋さんでよくお菓子を買ってもらいました
隣から力織機の音が聞こえていたのを覚えています。
これから力織機の音が再び聞けると思いました
母との子供の頃の思い出が蘇ってきました」
読ませていただいて温かい気持ちになりました。
これからも市木木綿が、ただの織物としてだけでなく、人の思いでの一コマになるように残していきたいと思います。
現在進めています市木木綿の新しい移転場所は、中村さんという和菓子屋さんでした。
地元では人気の和菓子屋さんだったっそうです。
今もその時に使っていた、お菓子を入れる箱や、餡子を作っていた時の木べら、焼き印が残されて営業していた当時の事がしのばれます。
先日、市木木綿の織り工場移転のことでお世話になった市木の方から次のようなお手紙をいただきました。
「私は、上市木に帰省する際にはいつも、下市木から上市木まであるきました。
小学校低学年の私にとって少ししんどかったのでしょうか、峠に差し掛かる前に母親から中村菓子屋さんでよくお菓子を買ってもらいました
隣から力織機の音が聞こえていたのを覚えています。
これから力織機の音が再び聞けると思いました
母との子供の頃の思い出が蘇ってきました」
読ませていただいて温かい気持ちになりました。
これからも市木木綿が、ただの織物としてだけでなく、人の思いでの一コマになるように残していきたいと思います。